新型コロナウィルスに感染しないために
日本歯科医師会は、
「歯科治療を通じてのコロナ感染やクラスターの発生が、国内において1件の報告も無い。」
との声明を出しました。
またADA(アメリカ歯科医師会)も、
「全米において、歯科治療を通じてのコロナ感染やクラスターの発生が、1例も無い。」
と声明を発表しています。
(2020年7月30日午後現在、アメリカでは442.7万人と世界第一位の感染者数を記録)
また、神奈川県歯科医師会は
「新型コロナウイルスに感染しないためにも、歯周病の治療およびメインテナンスを励行する。」
よう呼びかけています。
歯周病菌はプロテアーゼという酵素を出します。
その結果、口腔粘膜が傷つく。
傷害された口腔粘膜からインフルエンザウィルスが侵入・感染することが分かっています。
新型コロナウィルスも同様の感染様式をとると考えられています。
以上より、歯周病の治療やメインテナンスをしないと、
・コロナに感染しやすい
・感染したら重症化しやすい事がわかってきました。
実際、歯科衛生士による口腔ケアを受けた人のインフルエンザの発症率が、本人や介護者だけから口腔ケアを受けた人の10分の1になったとの報告があります。
皆さまの健康を守る、新型コロナウィルスに感染しないためにも、
・歯周病の治療
・定期的なメインテナンスをされることをお勧めします。